マイクロソフトは、12日未明(日本時間)にリリース予定のセキュリティ更新プログラム(パッチ)の事前情報を公開した。リリースするのは、最大深刻度が3段階中で最も高い“緊急”のものが3件、2番目の“重要”のものが4件。
緊急の3件は、いずれもリモートでコードが実行される恐れのあるもの。影響を受けるソフトウェアは、1件目がDirectXとDirectShow、2件目がWindows Media Format Runtime、3件目がInternet Explorer(IE)。これらのパッチは、Windows Vista/XP/2000およびWindows Server 2003で利用可能になる予定だ。なお、IEのパッチについては、Windowsのバージョンによっては、最大深刻度が3番目の“警告”となっているものもある。
重要の4件は、いずれもWindowsに影響があり、リモートでコードを実行されたり、特権の昇格が行なわれたりする恐れがあるものだ。
このほか、12日には「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンもリリースする予定だ。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 - 2007年12月
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms07-dec.mspx
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・ マイクロソフト、11月の月例パッチ2件の事前情報公開(2007/11/09)
( 永沢 茂 )
2007/12/07 15:40
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