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フロー図
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楽天は22日、「楽天市場」の販売システムを拡充し、「予約購入」「頒布会購入」「定期購入」を追加した。いずれも決済と配送は同タイミングとなる。
予約購入では、発売前の商品を予約できる。予約の申し込みを受け付け、発売日前に注文として確定する。出店者があらかじめ注文確定日を指定することで、自動的にユーザーの注文が確定される仕組みだ。
頒布会購入では、異なる商品が出店者の指定する間隔と回数で届く。出店者は、配送回数を「月に1回」「毎週1回」「隔週1回」のうち、どの回でどの商品を配送するかを設定できる。配送回数は2~12回まで。これにより、例えば、季節の商品やフラワーなど、異なる商品が定期的に届く。
定期購入は、注文した商品がユーザーの指定した間隔で継続的に届く。例えば、ミネラルウォーターやサプリメントなど繰り返し利用する商品を定期購入商品として登録すれば、ユーザーは一度の申し込みで繰り返し同じ商品が届くようになる。また、申し込み後は最大1年間の継続購入となるが、途中でキャンセルすることも可能だ。
楽天市場では、従来、「通常購入」「オークション」「共同購入」といった販売方法をユーザーに提供。予約購入、頒布会購入、定期購入については、出店者が個別に実施していた。楽天では、販売システムの拡充について、「水・穀物・日用品などの日常的かつ定期的に購入する商品の利用率の高まりを受けてのこと」と説明。これにより、「出店者の運営負担を軽減すると同時に、ユーザーの購入方法の選択肢が増え、便利になる」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.rakuten.co.jp/info/release/2008/0122.html
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( 野津 誠 )
2008/01/22 14:09
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