サイバーマップ・ジャパンは23日、同社が提供する地図情報検索サービス「マピオン」において、現在地を表示できる機能を追加した。無線LANの電波情報を利用して位置を特定するサービス「PlaceEngine」を活用する。利用は無料。
同機能を利用するには、マピオンの専用ページからPlaceEngineのクライアントソフトをダウンロードする必要がある。これをインストールしてマピオンのトップページにある「現在地を取得」ボタンをクリックすると、現在地点の地図を呼び出せる。クライアントソフトの対応OSはWindows Vista/XP、Windows Mobile、Mac OS。
現在地を取得する仕組みとしては、PlaceEngineのクライアントソフトが、周辺のWi-Fiアクセスポイントから流れる電波を観測。MACアドレスや電界強度などの情報を取得することで、現在地を特定する。サイバーマップ・ジャパンでは、屋内や地下街などGPSが機能しない場所でも、現在の位置を取得できるとしている。
【お詫びと訂正 1月24日13:35】
記事初出時、PlaceEngineのクライアントソフトの対応OSについて、「Windows Vista/XP」としていましたが、正しくは「Windows Vista/XP、Windows Mobile、Mac OS」です。お詫びして訂正いたします。
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■URL
ニュースリリース
http://blog.mapion.co.jp/release/2008/01/080123_8932.html
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( 増田 覚 )
2008/01/23 19:37
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