マイボイスコムは6日、インターネットバンキングの利用に関する調査結果を発表した。9回目となる今回の調査では、インターネットバンキングの利用経験者は82.5%となり、前回(2007年3月)の調査から4.8ポイント増加した。
調査は、マイボイスコムの調査モニター「MyVoice」の登録メンバーを対象として、Web形式のアンケートを1月1日から5日まで実施。12,776人からの回答を得た。インターネットバンキングの利用率は年々増加しており、1999年9月の第1回調査では8.6%だった利用率が、今回の調査では82.5%に達した。
インターネットバンキングで利用しているサービスは、「預金口座情報照会・管理」が69.0%、「ネットショッピングなどの決済サービス」が62.8%、「送金」が37.8%、「口座振替」が24.7%など。
現在利用していているインターネットバンキングは、イーバンク銀行が84.4%に上り、ジャパンネット銀行(22.1%)、ゆうちょ銀行(19.6%)以下を大きく引き離している。最も利用しているインターネットバンキングも、イーバンク銀行が56.4%で、以下は新生銀行(8.2%)、三菱東京UFJ銀行(7.1%)などとなっている。
インターネットバンキングの信頼性については、「信頼している」が20.7%、「まあ信頼している」が63.2%で、8割強が信頼していると回答。今後の利用意向については、「積極的に利用したい」が32.2%、「まあ利用したい」は51.8%で、前回調査時からは積極的に利用したいという回答は減少したものの、全体としては利用意向の割合は増加したとしている。
関連情報
■URL
調査結果
http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/11407/index.html
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( 三柳英樹 )
2008/02/07 11:07
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