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未成年の携帯電話向けフィルタリング認知度は7割、MMD研究所調べ


 アップデイトのモバイルマーケティングデータ研究所(MMD研究所)は7日、未成年の携帯電話利用に関する調査結果を発表した。フィルタリングの認知度は、7割を超えることがわかった。調査は1月25日から29日まで、11の携帯電話向けサイトの協力で実施。605人から有効回答を集めた。

 回答者の男女比は男性が16.0%、女性が84.0%。職業は小学生が2.1%、中学生が22.6%、高校生が53.1%、大学生と専門学生の合計が11.4%。その他、会社員、アルバイト、主婦などの合計が10.4%。

 フィルタリングの認知度では「知っている」が72.4%、「知らない」が27.6%という結果になった。フィルタリングを知ったきっかけとしては、「携帯販売店」が32.4%で最も多く、以下は「TV」(16.4%)、「インターネット」(12.8%)、「親」(10.5%)、「教師(学校)」(6.6%)と続いた。

 フィルタリングを「知っている」と答えたユーザーに対し、フィルタリング機能の利用の有無を質問したところ、「利用していない」が72.4%と過半数を占め、「利用している」は8.7%で1割に満たなかった。また、「利用しているかどうかわからない」も18.9%に上り、MMD研究所では「フィルタリング機能に関する具体的な情報が利用者に完全に浸透していないことが伺える」と分析している。

 このほか、携帯の迷惑メール対策については54.2%が「している」と回答し、「していない」(31.2%)を上回った。


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URL
  ニュースリリース
  http://mmd.up-date.ne.jp/news/detail.php?news_id=121

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( 増田 覚 )
2008/02/07 15:24

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