米Googleは7日、ネット上で共同作業を行なう際に便利な「Google Apps Team Edition」を発表した。
 
  Team Editionは、特に学校や企業などで、同じドメイン名のメールアドレスを持っているユーザー同士で使いやすくなっている。この場合、Team Editionはユーザー同士が同じ組織に属していることを識別する。いったんメールアドレスが認証されると、同じ組織の中にTeam Edition利用者が何人いるのかを表示。さらに組織の一部や全体でスケジュールやドキュメントを共有する作業などが容易に、かつ安全になるよう設計されている。
 
  Team Editionで使えるアプリケーションは従来のGoogle Appsと同じだ。Google Docs、Google Calendar、Google Talk、Start Pageなどを使用できる。
 
  組織の中でGoogle Apps Team Editionの使用者が増えてきた場合に、IT管理者は有料のGoogle Apps Standard/Premier/Educationエディションにアップグレードして、サポートや管理機能を強化することが可能だ。GoogleがTeam Editionを発表したのも、利用者を増やし、有料エディションへのアップグレードを促すためと考えられる。
  関連情報
 
 
■URL 
  ニュースリリース(英文) 
  http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/20080207_googleapps_teamedition.html
 
 
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
 
2008/02/08 14:21
 
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