ウェザーニューズは13日、花粉症を患う家族200組の協力を得て、花粉の飛散量や症状を調査する「花粉プロジェクト」を開始した。Webサイトでは、過去のデータを基にした飛散予報も提供している。
花粉プロジェクトでは、参加者が球型の花粉観測機「ポールンロボ」を設置して飛散量を測るほか、自身の花粉症状を携帯電話で報告する。一般参加による花粉観測の取り組みは今回で4回目。過去の調査データから、3時間ごとの花粉飛散量を24時間先まで予測することが可能という。予測情報はPCや携帯電話から閲覧できる。
なお、ポールンロボは、2008年から人間が呼吸するのと同量の空気量を常時計算し表示するようになった。これにより、人間が吸引する花粉量に近い値での数量を観測することが可能という。ウェザーニューズでは、「詳細な観測データをもとに、花粉症に悩む方々をサポートする便利なコンテンツ開発を行なっていく」としている。
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■URL
ニュースリリース
http://weathernews.com/jp/c/press/2008/080213.html
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( 野津 誠 )
2008/02/13 18:11
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