北海道警生活経済課と札幌方面中央署などが21日、ブログを通じて顧客を募り、海賊版PCソフトを販売していた神戸市の会社員男性(33歳)を著作権法違反の疑いで逮捕した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が22日、発表した。
調べによると、この男性は「【衝撃プライス】PCソフトウェア」「【激安販売】PCソフトウェア」「★ソフト ウェア激安販売★」「パソコンソフトの激安販売」「激安ソフトウェア」「激安パソコンソフト工房」「特価!PCソフトウェア」という名称の計7つのブログを開設し、海賊版を販売。2007年3月頃からこれまでに約400万円を売り上げていたと供述しているという。
このうち「【衝撃プライス】PCソフトウェア」では、約300タイトルのビジネスソフトやゲームソフトなどの海賊版を1,000~4,000円で販売。今回、「一太郎2007特別優待版」と「信長の野望・革新 with パワーアップキット」の海賊版CD-Rを、9月23日頃から12月21日頃までの前後3回にわたり札幌市の男性など3人に対して販売していたとして逮捕された。
ACCSでは、この男性が「エンカルタ総合大百科2007」の海賊版も販売していたことを確認しており、マイクロソフトも告訴を予定しているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www2.accsjp.or.jp/news/news080222.html
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( 永沢 茂 )
2008/02/22 15:20
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