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インターネットがらみの少年犯罪は減少、警察庁が報告


 警察庁は25日、2007年における少年非行などの概要をとりまとめた報告書を同庁のサイトで公開した。刑法犯少年の検挙人員数は10万3,224人で4年連続して減少。犯罪種別で見ても全体的に減少してる。

 インターネット利用事件では、女子高校生(17歳)が掲示板に虚偽の販売情報を書き込んで金銭を騙し取った詐欺事件(7月、東京)、女子中学生(14歳)が同級生の携帯電話のサイトに不正アクセスし、ページの改竄とパスワード変更を行なった事件(8月、愛知)、女子中学生(14歳)が母親の運転免許証を偽造して架空ネットバンキング口座を開設し、使用済み下着を販売した事件(10月、兵庫)などが報告されている。

 また、学校に対する脅迫・殺人予告として、男子中学生(12歳)がメールで市立中学校に対して生徒を殺害する旨の脅迫文を送信した事件(9月、石川)、男子高校生(16歳)が県立高校の掲示板に殺人予告を書き込み学校行事を中止させた事件(1月、滋賀)などが報告されている。このほか、窃盗では、18歳の無職少年がネットカフェで仮眠中の客を狙い、計17回(被害総額約43万円)置き引きした事件(7月、東京)などもある。

 一方、少年が被害者側となる事件では、児童買春の検挙件数が1,347件(前年比16.5%減)で、このうち出会い系サイトに関わるものが679件(同12.4%減)だった。また、児童ポルノの検挙数は567件(同8.0%減)で減少しているが、被害児童数は304人(同20.2%増)で増加。このうちインターネットに関わるものは192件(同23.5%減)だった。

 児童ポルノ事件の事例としては、無職男性が出会い系サイトで知り合った女子高校生を買春し、撮影した画像をインターネットを通じて、国内約1,600人にDVD3万2,000枚を販売した事件(1月、埼玉・福岡)などが報告されている。

 なお、出会い系サイト規正法違反は、検挙件数が122件(前年比159.6%増)、検挙人員が114人(同137.5%増)と増加した。


関連情報

URL
  少年非行等の概要 平成19年1〜12月(PDF)
  http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen36/syonen20080225.pdf

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少年による知能犯の検挙数が増加、ネットがらみの詐欺など(2007/02/16)


( 野津 誠 )
2008/02/27 11:33

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