チームラボは25日、複数の動画共有サイトに掲載されている動画を横断検索し、連続再生できるサイト「サグールテレビ」を公開した。
キーワードを入力することで、「YouTube」「Google Video」「Ameba Vision」など60以上の動画共有サイトの動画を検索できる。検索結果では、“オモロジック”の度数が高い順番に動画を表示する。同社によれば、オモロジックは「主観的な興味が強く注がれている動画の順番」としているが、具体的な判定基準は非公開という。
動画に対しては、インターネット上から評判情報を収集し、検索用メタデータを付与した。これによって、各動画共有サイトの関連タグに加えて、ブログや掲示板などで評価されているキーワードからも動画を検索することが可能となった。
また、「再生待ち動画」機能では、動画のサムネイル画像をドラッグ&ドロップすれば、視聴中の動画が終了後に次の動画が自動再生される。このため、テレビのように動画を流し見することができるという。そのほか、検索結果や視聴中の動画に関連性の高い動画を紹介する機能などを備える。
サグールテレビは、次世代検索技術の研究開発を目指して経済産業省が進める「情報大航海プロジェクト」の2007年度事業の研究成果として、チームラボが開発した。
関連情報
■URL
サグールテレビ
http://sagool.tv/
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( 増田 覚 )
2008/02/27 17:44
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