ゴールネットは24日、ブログやSNSなどの消費者発信型メディア(CGM)に評価されるという観点から、自動車メーカーが開設しているWebサイトのランキングを発表した。
調査は3月4日から18日まで、同社アナリストが自動車メーカー11社のサイトを実際に閲覧し、「リンクのしやすさ」「情報共有の仕組み」「情報発信」「コンテンツ」「クチコミ度」の5項目から総合得点を算出した。
それによれば、トップは「日産自動車」。メーカー担当者自らがブログの書き手となって情報発信しているほか、トラックバックやコメントが多い点も評価された。ドライブスポットのクチコミ情報など、ユーザー参加型コンテンツの充実ぶりも高評価につながったという。
2位は「ホンダ」で、Podcastingによるニュース番組やペーパークラフトなど、他にはないコンテンツが評価された。クチコミ数が多いことも、ランキング上位に入るのに寄与したという。
3位は「トヨタ」で、ユーザー参加型の情報ポータルサイト「GAZOO」を運営。GAZOOではSNSも提供している。ゴールネットによれば、同業他社でSNSを運営している企業はなく、新しいことに取り組む姿勢は高い評価につながったとしている。
今回のランキングについてゴールネットは、「コンテンツがサイト内で完結しているため、他サイトへの話題の広がりが弱い。魅力的なコンテンツがユーザー自身のブログや他のコミュニティサイトで話題にされるよう考慮したサイト作りが今後の課題と言える」と評価している。
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■URL
ニュースリリース
http://www.goalnet.co.jp/weblog/web_report/2008/03/1_2.html
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( 増田 覚 )
2008/03/25 11:15
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