クリエイティブメディアは8日、同社サイトが改竄され、ウイルスをダウンロードさせるコードが埋め込まれた事件の詳細を公表した。SQLインジェクションによって、情報ページの脆弱性を悪用されたことが原因であることがわかったという。
クリエイティブメディアによれば、サイトが改竄されていたのは3月29日17時22分から30日0時50分まで。この期間内にトップページを含む一部ページにアクセスしたユーザーは、悪意のあるサイトに誘導され、ウイルスに感染する恐れがあったとしている。
感染する可能性があるウイルスで現時点までに判明しているのは、JavaScriptで記述された不正プログラム「JS_DLOADER.TZE」と「JS_AGENT.OEZ」の2種類。これらは感染すると、他の不正プログラムをダウンロードするという。
クリエイティブメディアでは、サイトが改竄されていた期間中にアクセスしたユーザーは、ウイルス対策ソフトを最新の状態にアップデートした後、ウイルススキャンを実行してほしいと呼びかけている。
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■URL
ニュースリリース
http://jp.creative.com/corporate/pressroom/releases/welcome.asp?pid=12912
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・ クリエイティブメディアのサイトが改竄、ウイルス埋め込まれる(2008/04/01)
( 増田 覚 )
2008/04/08 15:31
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