Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

「Google Earth 4.3」ベータ版公開、夜明けから日没まで再現する新機能


Google Earth 4.3
 Googleは16日、3D地図ソフトの新バージョン「Google Earth 4.3」のベータ版を公開した。Windows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.4.0以降、Linuxに対応しており、同社サイトより無料でダウンロードできる。

  4.3では新しく「サンライト機能」が搭載され、時間帯による太陽の位置をシミュレーションできるようになった。ツールバーに設けられた太陽のアイコンのボタンをクリックすると、時刻を示すスライダが表示される。これをマウスドラッグで動かすことで、夜明けから日没まで、建物や地形への光の当たり方が変わっていく様子が再現される。

 画面上のナビゲーションのインターフェイスも、周りを見回す操作を行なう「ルックアラウンド」コントロールを追加するなど、新しくなった。Googleでは「宇宙から路地レベルまで一気に駆け抜ける」ことができるようになったと説明している。

 このほか、建物の3D表示のレイヤのパフォーマンスを向上するとともに、写真のようにリアルに描写される3D建物が、世界中の都市で大幅に追加されたという。建物は、マウスオーバーによりハイライト表示されるものがあり、クリックすることで詳細情報が表示される。

 さらに、「Google Maps」で提供している「Street View」を、Google Earthでも利用できるようにした。また、デンマーク語やタイ語など、対応言語も12言語追加している。


関連情報

URL
  Google Earth
  http://earth.google.co.jp/
  リリースノート
  http://earth.google.co.jp/support/bin/answer.py?answer=40901&hl=ja

関連記事
Google Earthが宇宙を見渡す望遠鏡になる「Sky」ビュー機能を搭載(2007/08/23)
Google Mapsに「Street View」機能、地上から見た道路の風景を表示(2007/05/30)


( 永沢 茂 )
2008/04/16 20:11

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.