ルクセンブルクのSkypeは29日、「Skype 3.8 for Windows」正式版を公開した。Windows Vista/XP/2000に対応しており、Skypeのサイトより無料でダウンロードできる。
Skype 3.8 for Windowsのベータ版は4月2日に公開されており、今回の正式版ではそれ以降、特に大きな機能追加は行なわれていない。
ベータ版では、オーディオエンジンが改良され、背景雑音の低減、通話切断の減少など、通話する際の基本環境が向上していた。また、ユーザープロフィール画像の自動表示をデフォルトで中止していた。これは、一部のユーザーがプロフィール画像に不適切な画像を表示し、相手に不快感を与えている事例が判明したためだ。
ベータ版以降の改良点としては、Internet ExplorerとFirefoxのプラグイン、拡張マネージャーがアップデートされたこと、さらに一部のサウンドカードが設定されている場合に起動時にクラッシュするバグや、Windows Vistaのスクリーンセーバーがテレビ電話中に起動してしまう不具合など、10個のバグを修正している。
Skypeでは、旧バージョンで満足しているユーザーにも、最新バージョンにアップグレードすることを推奨している。
関連情報
■URL
ダウンロードページ
http://www.skype.com/intl/ja/download/
Skype公式ブログの該当記事(英文)
http://share.skype.com/sites/en/2008/04/skype_38_for_windows_goes_publ.html
Skype for Windowsの変更点(英文)
https://developer.skype.com/WindowsSkype/ReleaseNotes
■関連記事
・ 「Skype 3.8 for Windows」の新ベータ版公開、音質向上などの修正(2008/04/03)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/04/30 12:37
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