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McAfeeが今夏より“安全な検索サービス”提供へ、日本では時期未定


 米McAfeeが今夏より、検索結果から危険なサイトを排除する新サービス「McAfee Secure Search Service」を開始すると発表した。ただし、日本法人のマカフィーによれば、国内での提供スケジュールは未定だという。

 McAfee Secure Search Serviceでは、検索エンジンの検索結果から、ブラウザの脆弱性を利用する悪質なサイト、スパイウェアやウイルス、アドウェアをダウンロードさせようとするサイト、フィッシングサイト、ポップアップウィンドウを次々と表示するサイト、ユーザーの同意なしにブラウザの初期設定を変更するサイト、大量のメールを送信するサイトなどを排除できるとしている。

 McAfee Secure Search Serviceは、「McAfee SiteAdvisor」のツールバーのユーザーに無料で提供する。検索結果では、サイトが安全であることを示す「緑」、注意が必要という「黄」、危険だという「赤」の評価を表示。さらにMcAfee Secure Search Serviceをカスタマイズすることで、これを検索エンジンのデフォルトに設定し、危険な「赤」のサイトを排除できるとしている。

 あわせてMcAfeeでは、厳格なセキュリティテストに合格したサイトを認証するサービス「McAfee Secure for Web Sites」も発表した。認証サイトにはマークが表示されるとともに、McAfee SiteAdvisorにも安全なサイトとして表示されるという。

 なお、米Yahoo!は6日、McAfee Secure Search Serviceと似たような新機能「SearchScan」を、米国などでベータ版として開始したことを発表している。McAfeeとの提携により提供するもので、こちらもMcAfee SiteAdvisorテクノロジーを活用している。


関連情報

URL
  マカフィー
  http://www.mcafee.com/japan/

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米Yahoo!が検索時に危険なサイトを警告、米McAfeeと提携して新機能(2008/05/07)


( 永沢 茂 )
2008/05/12 19:52

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