米Trend Microは19日、中国語サイトを標的とする大規模なSQLインジェクション攻撃が発生したことを明らかにした。同日、公式ブログで発表した。
Trend Microによれば、改竄されたのは中国や台湾、香港、シンガポールにある中国語サイト。これらにアクセスすると、複数の中国語によるソフトのほか、RealPlayerやMicrosoft Data Access Componentsの脆弱性を突かれ、マルウェアに感染する恐れがある。
Trend Microによれば、今回の攻撃で不正に埋め込まれたスクリプトタグをGoogleで検索したところ、ブログ記事執筆時点で32万7,000件が検索結果に表示されたとしている。
|
今回の大規模SQLインジェクション攻撃の流れ
|
関連情報
■URL
Trend Micro公式ブログ(英文)
http://blog.trendmicro.com/chinese-weekend-compromise/
■関連記事
・ IPA、SQLインジェクション攻撃の急増をWeb管理者に注意喚起(2008/05/15)
( 増田 覚 )
2008/05/21 15:51
- ページの先頭へ-
|