ヤフーは18日、「Yahoo!オークション」の補欠落札者を狙った詐欺トラブル防止の対策として、第三者には入札者のIDの一部を非表示にするなどの措置を6月25日から実施すると発表した。
ヤフーでは、詐欺師がオークションの出品者を装って、「落札者がキャンセルしたので、補欠落札者のあなたに権利があります」などとメールを送付し、オークション外取引を持ちかける手口による詐欺への対策として、IDの一部を非表示にするなどの対策を実施する。
対策後は、オークションに参加していない第三者がオークションページを閲覧した場合には、入札者のYahoo! JAPAN IDが「abc*****」などといった形で、一部の文字が伏字で表示されるようになる。また、入札に参加しているユーザーの場合には、自分のIDと最高額入札者のID以外は一部が伏字になる。出品者の場合には、参加している全ユーザーのIDが表示される。
ヤフーでは、オークション外取引はガイドラインにも違反するとして、落札後の取引連絡用に設けられている非公開の掲示板形式のツール「取引ナビ」を利用して連絡を取り合うよう呼びかけている。
関連情報
■URL
オークション詐欺対策のお知らせ
http://auctions.yahoo.co.jp/phtml/auc/jp/notice/20080618.html
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( 三柳英樹 )
2008/06/18 19:44
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