NHKや民放各社で構成するデジタル放送推進協会(Dpa)は23日、デジタル放送の新録画ルール「ダビング10」の運用開始日時について、7月4日の午前4時に確定したことを発表した。
Dpaでは当初、6月2日午前4時に開始する方針だったが、HDDレコーダーを私的録画補償金の対象機器にするよう求める権利者団体と、これに反対するメーカー側との間で対立が続き、開始日が延期されていた。
19日、情報通信審議会の情報通信政策部会に設けられている「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」の第40回会合において、権利者側から譲歩案が提案され、ダビング10の開始日を7月4~5日をめどに調整していくことで合意がなされた。
今回の合意を受けて、放送事業者と受信機メーカーで構成されるDpa技術委員会で審議し、最終的に7月4日の午前4時に開始することで確定した。
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■URL
ダビング10の運用開始日時の確定について
http://www.dpa.or.jp/news/news080623.html
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( 野津 誠 )
2008/06/23 15:08
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