総務省は25日、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(迷惑メール法)」に違反して不特定多数に広告メールを送信していた株式会社Botoloに対し、19日付けで改善措置を命じたことを明らかにした。改善命令は、2008年では2月に続いて2件目となる。
総務省によれば、株式会社Botoloは、少なくとも2008年2月から6月初旬にかけて、「椿ひかりのコミュニティ」「出会いパーソナル」「ちぇりぃ」と称して、出会い系サイトなどを宣伝するメールを不特定多数に送信。その際、件名欄に「未承諾広告※」、本文に送信者の名称を正しく記載していないなど、迷惑メール法が定める表示義務に違反した。
迷惑メール法では、受信者からの同意の通知を受けていない場合に広告メールを送信するにあたっては、そのメールの件名欄に「未承諾広告※」との表示を義務づけているほか、メール本文には、送信者名および受信拒否を受け付けるための送信者のメールアドレスなどの表示を義務付けている。
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ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080625_1.html
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( 増田 覚 )
2008/06/26 12:50
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