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2006年国内コンテンツ市場は11兆4494億円、総務省調べ |
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総務省は2日、国内のコンテンツ流通に関する市場調査の結果を公表した。2006年のコンテンツ市場規模は11兆4494億円（前年比1.4％増）で、PCや携帯電話を利用したネットワーク配信の普及などを背景に拡大基調となっている。 コンテンツ市場規模の内訳は、テレビ番組やゲームなどの映像系が5兆4195億円（前年比2.1％増）、音楽やラジオ番組などの音声系が1兆354億円（同7.5％増）、新聞や雑誌などのテキスト系が4兆9945億円（同0.6％減）。 PC・携帯電話を利用したネットワークでの流通市場規模は8763億円で、前年比8.6％増と高い伸び率で拡大。ソフト別では、着メロや着うたなどの音楽ソフト、オンラインゲームをはじめとするゲームソフトなどが大幅に成長した。 コンテンツのマルチユース（二次利用）市場は2兆4974億円と前年から4.1％増え、コンテンツ市場全体の22％を占めた。一次流通市場は8兆9520億円（同0.6％）と微増だった。 ● ネットの有料コンテンツ利用者、1人平均月額1395円を利用 このほか、ネットコンテンツの利用動向では、PCと携帯電話のインターネット利用者の48.6％が有料コンテンツを利用。利用者の内訳としては、PCと携帯の両方が13.6％、PCのみが11.2％、携帯電話のみが23.8％だった。有料コンテンツ利用者1人あたりの平均利用金額は月額1395円で、内訳としては映像系（722円）、音声系（462円）、テキスト系（211円）の順だった。PCでは映像系、携帯電話では着うたや着メロなど音声系の利用が多かった。 また、無料映像系コンテンツについては、全体の39.8％が「よく利用している」と回答。頻繁に閲覧する無料映像のジャンルでは、音楽が50.0％と最も多く、以下はアニメ（41.2％）や映画（40.1％）の利用が多かった。 関連情報 ■URL ニュースリリース http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080702_1.html ■関連記事 ・ 2005年の国内コンテンツ市場規模は11兆2,947億円、総務省調査（2007/06/20）
（ 増田 覚 ）
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