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自治体のICT活用度は550点満点で平均80点、情報通信白書2008年版


 総務省は11日、2008年版の「情報通信に関する現状報告(情報通信白書)」をとりまとめた。サイト上で全文を公開したほか、英語版と小中学生向け「情報通信白書for Kids」も8月中旬に公開する予定。


最も情報通信技術が活用されているのは神奈川県藤沢市

 白書では、全国市区町村を対象にICT(情報通信技術)システムの活用状況を調査。「防犯・防災」「福祉・保健」「医療」「教育・文化」「産業・農業」「交通・観光」「行政サービス」「住民交流」の8分野において、遠隔医療やeラーニング、行政手続電子申請、地域SNSなど55項目にわたるITCの活用度数を550点満点で採点した。

 それによれば、最もICTの活用度が高かったのは神奈川県藤沢市で430点。2位の大阪府枚方市(346点)や3位の大阪府大阪市(340点)を大きく引き離した。平均点は80.4点で、105市区町村が10点以下。特に町村などでICT活用が進んでいない状況としている。

 また、都道府県別の平均点でも、神奈川県(132点)が最も高く、以下は、兵庫県(126点)や東京都(124点)が次いだ。一方、最も低かったのは奈良県と高知県(ともに51点)で、青森県(52点)と沖縄県(55点)が続いた。


ICT総合活用指標の分布図

ネットで商品購入が増加、「旅行・チケット」は5年前の10倍以上

 このほか、Webサイトの利用状況については、「ネットショッピング」や「ネットオークション」は利用率に世代間の格差は見られなかったが、「映像・音楽の試聴」については若年層(65.3%)と高齢者層(20.9%)の間で3倍以上の開きがあることがわかった。

 また、5年前と比較すると、過去1年でインターネットで商品を購入した人の割合が急増。例えば、「旅行・チケット」は4.0%から53.4%、「音楽・映像」は4.9%から32.5%、「PC・周辺機器」は4.1%から25.1%にそれぞれ増えている。

 このほか情報通信白書では、「活力あるユビキタスネット社会の実現」を特集テーマとし、ユビキタス化が国民生活に与える影響などを調査・分析している。


Webサイトの利用状況

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080711_1.html
  情報通信白書
  http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/whitepaper01.html

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ユビキタスの進展でGDP成長率1%引き上げも〜2007年版「情報通信白書」(2007/07/03)


( 増田 覚 )
2008/07/11 19:18

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