ヤフーは16日、開発者向けサイト「Yahoo!デベロッパーネットワーク」にて、API「ルビ振りWebサービス」を公開した。Yahoo! JAPAN IDを取得し、アプリケーションIDを登録すれば、非商用目的に限り利用できる。
「ルビ振りWebサービス」は、「Yahoo!きっず」で提供中の「よみがなツール」をAPI化したものだ。漢字かな交じり文の漢字部分の読みを、「ひらがな」や「ローマ字」に変換して返す機能を提供する。
ふりがな(ルビ)を付ける際、小学校の学年別で指定できる。さらに、新語対応のため、月1回の頻度で辞書更新を行う。辞書機能は、約50万語を収録するという形態素解析エンジン「WebMA」を使用している。
なお、「ルビ振りWebサービス」は、「Yahoo!デベロッパーネットワーク」の「テキスト解析Webサービス」で提供されている。すでに、日本語入力ソフト「VJE」をAPI化した「かな漢字変換Webサービス」や、「校正支援Webサービス」「形態素解析Webサービス」を提供している。
関連情報
■URL
ルビ振りWebサービス
http://developer.yahoo.co.jp/jlp/FuriganaService/V1/furigana.html
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( 野津 誠 )
2008/07/16 19:08
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