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テレビCMとバナー広告が連動、ヤフーと電通が新広告サービス


 ヤフーと電通は17日、テレビCMと検索結果連動型バナー広告を一体化した広告サービス「Spot&Search」を開発したと発表した。

 CM内に表示されたYahoo! JAPANの検索窓内のキーワードをYahoo! JAPANで検索すると、検索結果ページ上部に広告主のキャンペーン映像などがバナー広告として表示される。テレビ広告と特定の検索サービスを結びつけた国内初の試みとしている。第1弾としては、日本HPのCMが7月19日から関東地区ほかで放映、連動したバナー広告が7月18日から掲出される。

 最近では、検索窓付きのCMで「詳しくは○○と検索」などと呼びかけ、検索エンジン経由で自社サイトに誘導する方法が増えている。これに対してSpot&Searchは、CMを見た視聴者がYahoo! JAPANで検索すると、ダイレクトにCMに関連したカタログ映像などが表示されるため、「視聴者は直ちに商品や企業メッセージに視覚・感覚的に触れられる」ことが特徴。また、カタログ映像が企業のキャンペーンサイトへの入り口になっているため、ワンクリックで詳細情報を閲覧することも可能としている。

 Spot&Searchを利用する広告主は、CMからインターネット上に呼び込んだ視聴者に対して自社ブランドを訴求できるだけでなく、動画などによる注目率の向上でクリックレートが上昇し、自社サイトへの流入導線を拡大させられるとしている。ヤフーと電通は今後、Spot&Searchの検証を行い、より効果的なクロスメディア型広告サービスの本格導入を目指すという。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.dentsu.co.jp/news/release/2008/pdf/2008062-0717.pdf

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( 増田 覚 )
2008/07/17 13:57

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