Webフィルタリング用URLデータベースを構築・運用するネットスターは27日、フィルタリングの普及啓発についての5つの取り組みを発表した。「携帯フィルタリングのカテゴリ分類情報サイト」の公開や、携帯フィルタリングの仕組みを解説したリーフレットの作成・配布などを挙げている。
 
  携帯フィルタリングのカテゴリ分類情報サイトは、7月末に公開した。URLを入力することで、そのサイトが同社のデータベースにおいてどのカテゴリに分類されているか表示する。分類の不備や漏れについても情報を受け付ける。さらに、携帯フィルタリングのFAQも掲載している。
 
  リーフレットは8月中旬に作成し、同社が講師として参加するセミナーのほか、携帯電話事業者やインターネット協会が実施するセミナーで保護者向けに配布する。携帯フィルタリングの疑問を解説するほか、携帯フィルタリングのカテゴリ分類情報サイトも紹介している。
 
  このほか、地方自治体などが実施する保護者や教員向けの講座への協力、家庭におけるインターネット利用状況についての調査の実施・結果公表、学識経験者の研究活動の支援を挙げている。研究活動の支援については、すでにヤフーと共同で「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」を設立している。
  関連情報
 
 
■URL 
  ニュースリリース 
  http://www.netstar-inc.com/press/press080827.html
 
 
■関連記事 
・ ネットスターのフィルタリングDB、カテゴリ分類に疑問の声?(2008/08/12) 
・ ヤフーとネットスター、子供の成長に応じたネット利用を考える研究会(2008/04/24) 
 
 
( 永沢 茂 )
 
2008/08/27 16:45
 
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