ディアイティは27日、ウイルス感染による情報漏えいを疑似体験できる「暴露ウイルス体験ツール」を公開した。同社サイトから無料でダウンロードできる。
ツールを実行すると、WinnyやShareなどを介したウイルス感染時に流出が想定される圧縮ファイル名、および圧縮ファイルに含まれるファイル名を一覧表示する。システムディスク内にあるOfficeや一太郎、Outlook Expressのファイルのほか、JPEGやお気に入りのファイルを対象としている。
なお、実際のウイルスのように、ファイル圧縮やファイル作成、ディスクへの書き込み、外部への送信・公開は行われない。
ディアイティは暴露ウイルス体験ツールについて、「PC内のファイルの取り扱いの重要性と情報流出の恐ろしさを体験して、情報流出を予防する意識を高めるために開発した」と説明している。
|
実行結果画面サンプル
|
関連情報
■URL
暴露ウイルス体験ツール
http://www.dit.co.jp/products/exp/
関連記事:関連記事インデックス 情報流出事件2007
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2007/12/20/
■関連記事
・ クインランドら2社、ウイルス感染を体験できるセキュリティ情報サイト(2003/12/10)
( 増田 覚 )
2008/08/28 18:48
- ページの先頭へ-
|