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国内インターネットトラフィックの推移(総務省の資料より)
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総務省は29日、国内におけるインターネットのトラフィック総量を集計・試算した結果を公表した。2008年5月時点の試算によれば、ブロードバンド契約者(FTTH/DSL)のダウンロードトラフィック総量は平均約880Gbpsとなり、1年間で約21.9%増加した。
トラフィック総量の集計は、ISP6社(IIJ、NTTコミュニケーションズ、ケイ・オプティコム、KDDI、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム)や国内主要IXなどのデータを基に推定したもの。ISP6社のブロードバンド契約者のダウンロードトラフィック総量が374.7Gbps、6社のシェアが42.6%であることから、国内のブロードバンド契約者のダウンロードトラフィック総量を879.6Gbpsと試算した。
ブロードバンドサービスの契約者数をもとに計算された、1ユーザーあたりのダウンロードトラフィック量は平均30.3kbpsとなり、1年間で約13.1%増加。また、トラフィックの傾向としては、国外からISPに流入するトラフィックの急増傾向が続いており、ISP6社の数値では1年間で約31.1%増加した。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080829_9.html
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・ 国内ブロードバンド利用者のトラフィック総量は812.9Gbps、総務省試算(2008/02/21)
( 三柳英樹 )
2008/08/29 20:10
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