Mozillaは25日、メールソフト「Thunderbird 2.0.0.17」をリリースした。7件の脆弱性の修正を行っており、Mozillaではアップデートを推奨している。MozillaのサイトでWindows版、Mac OS X版、Linux版がダウンロードできるほか、オンラインアップデートも行える。
Thunderbird 2.0.0.17で修正した7件の脆弱性の内訳は、重要度が4段階で最も高い“最高”が2件、4段階で3番目に高い“中”が5件。重要度が“最高”の2件は、特別に細工したUTF-8 URLによりスタックバッファオーバーフローが引き起こされる問題と、キャンセルされたニュースグループメッセージの処理過程におけるヒープオーバーフローの問題で、いずれも任意のコードを実行させられる可能性がある。このほか、既にFirefoxでは修正された脆弱性と同様の脆弱性などが修正されている。
関連情報
■URL
Thunderbird
http://mozilla.jp/thunderbird/
リリースノート
http://mozilla.jp/thunderbird/2.0.0.17/releasenotes/
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( 三柳英樹 )
2008/09/26 14:19
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