1世帯あたりのネットショッピングの年間支出総額が、5年前と比べて約3倍に増えていることが、総務省が9月30日に公表した統計でわかった。
統計によれば、2人以上の世帯のネットショッピング支出総額は、2002年が1世帯あたり1万3000円だったが、2007年は3万9000円に拡大。世帯の年間支出総額全体に占める割合でも、2002年の0.3%から2007年には0.9%と3倍に増えた。
ネットショッピングへの支出総額を世帯主の年代別に見ると、40歳代が6万7000円と最も多く、次いで30歳代が6万3000円。年間支出総額全体に占める割合では、30歳代が1.7%と最も高く、次いで40歳代が1.4%という結果となった。
また、15歳以上が1年間にネットショッピングを行った割合では、2001年は10.5%だったが、2006年は24.4%と倍増。2006年における利用頻度では、「年に1~9日」が11.1%で最も多く、以下は「月に1~3日」が9.3%、「週に1日以上」が3.4%と続いた。
関連情報
■URL
ネットショッピングの状況(総務省)
http://www.stat.go.jp/data/topics/topi33.htm
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( 増田 覚 )
2008/10/06 17:12
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