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Googleの国内利用者数は3090万人、非検索系サービスも増加に貢献 |
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ネットレイティングスは28日、日本国内におけるインターネット利用動向調査「Nielsen Online NetView」の2008年9月度調査の結果を公表した。 調査によると、企業が所有する全てのドメインを束ねた「プロパティランキング」において、Googleの利用者数は3090万人に達し、前年同月比で20％増、2年前の同月比では80％増となったという。Googleの利用者数は、2006年11月のYouTube買収以来順調に成長を続けており、2008年3月には初めて3000万人を突破。また、利用者数ランキングでも2007年11月以降は、Yahoo! JAPANに次ぐ安定した2位の座を守っているとしている。 Googleの成長の要因については、YouTubeに代表される企業買収による新たなコンテンツの追加によるものだけはないと分析。主要サービスである検索サービスの利用者数は2106万人に達し、対前々年比で53％増と大きく利用者を伸ばしている。また、非検索系サービスも、Googleマップが対前々年比171％増の795万人、Gmailが対前々年比358％増の132万人となっており、その他にもGoogleが開始した非検索系サービスがGoogleプロパティの伸張を支えているとしている。 ネットレイティングス代表取締役社長兼ニールセン・オンラインチーフアナリストの萩原雅之氏は、「日本のインターネット市場は世界に類を見ないYahoo! JAPANの寡占状況が現在も続いているが、この数年のGoogleの著しい利用者数の伸張がその状況を変えつつある。一方、利用者1人あたりの利用時間を比較すると、Yahoo! JAPAN全体の利用者数は月間3時間24分であるのに対して、Google全体では1時間11分とまだ大きな差が存在する。今後はこの2強サイトによる熾烈なシェア争いが加速していくことが予測される」とコメントしている。
関連情報 ■URL ニュースリリース http://www.netratings.co.jp/New_news/News10282008.htm ■関連記事 ・ Yahoo! JAPANの北京五輪特集に1257万人、アテネの1.9倍を集める（2008/09/25）
（ 三柳英樹 ）
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