アイシェアは29日、同社の無料メール転送サービス「CLUB BBQ」の会員に対して実施した個人情報に関する意識調査の結果を公表した。調査では、SNSやインスタントメッセンジャーのアカウントID、会社や学校が付与するメールアドレスについて「個人情報だと思うか」と質問。調査期間は10月15日から17日までで、20~40代の男女461人が回答した。
mixiやモバゲータウンなどのSNSを利用しているとした191人のうち、SNSのアカウントIDが「個人情報だと思う」と答えたのは86.9%。年代別では20代が68.6%だったが、30代は90.3%、40代は94.2%と上の年代ほど高かったほか、性別では大差が見られなかった。
また、SkypeやMSNなどのインスタントメッセンジャー利用者163人のうち、84.7%がこれらのアカウントを個人情報と認識。年代別では、SNSのアカウントIDと同様に上の年代ほど高かった。性別では女性が90.3%と、男性の80.2%より1割上回った。
これに対して、会社や学校からメールアドレスを付与されていると答えた239人のうち、これらのメールアドレスが「個人情報だと思う」と答えたのは70.7%。SNSやメッセンジャーのアカウントと比べて、個人情報と認識していなかった人が1割以上多かった。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://release.center.jp/2008/10/2902.html
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( 増田 覚 )
2008/10/29 17:52
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