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200以上のIDを次々と取得、ヤフオクで海賊版販売の男性逮捕


男性宅の家宅捜索では、PCやデュプリケータなどが押収された(写真提供:手稲署)
 北海道警生活経済課と札幌方面手稲署は18日、「Office Professional 2003」などの海賊版PCソフトを「Yahoo!オークション」で販売していた東京都世田谷区の会社員男性(46歳)を著作権法違反の疑いで逮捕し、20日に札幌地検に送検した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が発表した。

 調べによると、男性は逮捕されるまでに少なくとも200以上のYahoo! JAPAN IDを入手し、海賊版販売を繰り返していたと供述。海賊版の出品によりヤフーにIDを停止された際だけでなく、一定期間使用したIDは自主的に停止し、新しいIDを登録していたという。2006年ごろから海賊版販売を行い、2008年1月から9月までの9カ月間で160万円を売り上げていたことがわかっている。

 現在、Yahoo!オークションの新規出品者に対しては、住所確認や本人確認が厳しくなっており、2006年11月からは宅配業者による「配送本人確認」を導入。身分証の提示も必要になった。男性が海賊版販売を行っていた時期は、そうした仕組みが導入されてからとも重なる期間があり、何らかの抜け道があったことになる。

 男性がこれほど多くのIDを短期間に次々と取得した手口はまだ捜査中で、詳しいことはまだ明らかになっていない。他人の名前や住所を勝手に使用していた可能性や、海賊版販売でブラックリストに載ってしまう前に自主退会し、別IDで入会し直す行為を繰り返すことで、ヤフーからのマークを逃れていた可能性なども考えられる。いずれにせよ、供述が真実だとすれば、本人確認の見直しがヤフー側に求められることになりそうだ。

 なお、男性は海賊版のマスターを入手するため、6月に摘発された海賊版販売サイト「ジャパネットおかま」から海賊版ソフトを購入していたことも供述しているという。「ジャパネットおかま」がマスターの入手元になっている海賊版販売の摘発は、今回で2例目。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www2.accsjp.or.jp/news/news081120.html

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( 永沢 茂 )
2008/11/20 20:34

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