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Firefox 3.1 Beta 2には「プライベートブラウジング」が搭載された
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Mozillaは8日、次期Webブラウザ「Firefox 3.1」の新たなベータ版(Beta 2)を公開した。日本語を含む54言語版がMozillaのサイトからダウンロード可能で、それぞれにWindows版、Mac OS X版、Linux版が用意されている。
Firefox 3.1 Beta 2では、ユーザーの履歴を残さない「プライベートブラウジング」機能を搭載。プライベートブラウジングモードで使用している場合には、表示ページの履歴のほか、検索履歴、ダウンロード履歴、Webフォーム履歴、Cookie、一時ファイルについて一切保存されなくなる。
また、新しいJavaScriptエンジン「TraceMonkey」も標準で有効となり、JavaScriptの実行が高速化された。TraceMonkeyはBeta 1にも搭載されていたが、ユーザーが手動で有効化する必要があった。
このほか、プライバシー情報の消去機能で消去する期間を「1時間以内」「今日一日の履歴」などから選択できる機能などを追加。一方で、Beta 1に搭載されていた[Ctrl]+[Tab]キーによるサムネイル表示付きのタブ切り替え機能については、ユーザーからのフィードバックにより削除された。
関連情報
■URL
Mozilla Developer NewsのFirefox 3.1 Beta 2に関する記事(英文)
https://developer.mozilla.org/devnews/index.php/2008/12/08/firefox-31-beta-2-now-available-for-download/
■関連記事
・ 「Firefox 3.1 Beta 1」が公開、新JavaScriptエンジンも搭載(2008/10/15)
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( 三柳英樹 )
2008/12/09 12:23
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