トレンドマイクロは7日、2008年12月におけるスパムメールの配信国に関する調査結果を公表した。最も多くのスパムメールが発信されたのは米国で、11月に引き続き全体の2割以上を占めたという。以下は、ブラジル、ロシア、トルコ、オランダが続いた。
今回の結果などからトレンドマイクロは、ブラジルの活性化傾向が見られると指摘。前月3位だったブラジルは、各国のISPにおけるボットネットの活動を監視する「Spam & Botnet Watch」(2008年12月31日時点)でも、トップ10に4社がランクインしたという。
また、新たなスパムメールの攻撃手法として、受信者に伝えたい内容を送信者欄(From)に記載する事例を紹介。これは、件名(Subject)や本文をチェックするスパムメール対策製品を回避するための新たな手法と推測されるという。
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■URL
ニュースリリース
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/2445
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( 増田 覚 )
2009/01/07 18:34
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