米Appleのスティーブ・ジョブズCEOは15日、6月末まで病気で療養することを明らかにした。同日、ジョブズ氏がメールでAppleの従業員に伝えた。
ジョブズ氏の健康状態をめぐっては、体重減少が見られたため、最近では死期が迫っているとの報道まで現れていた。これに対してジョブズ氏は5日、報道を否定するとともに、体重減少の理由についてはホルモンバランスに異常があるためと説明していた。
15日にAppleの従業員へ送ったメールでジョブズ氏は、健康状態への関心が、自分や家族だけでなく、Appleに携わるすべての人に影響を及ぼしていると指摘。同時に、自らの健康問題が、当初考えていたよりも複雑であることがわかったとしている。
こうしたことからジョブズ氏は、表舞台から離れるとともに、従業員が魅力的な製品づくりに集中できるようにするため、6月末まで病気療養することを決心。療養期間中の日常業務については、COOを務めるTim Cook氏に任せるという。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.apple.com/pr/library/2009/01/14advisory.html
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( 増田 覚 )
2009/01/15 12:08
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