米Googleは13日、「Google Docs」の表計算アプリケーションである「Google Spreadsheets」に複数の新機能を追加したと発表した。
まず、軽量バージョンが用意された。このバージョンは、携帯端末であるiPhone、Android、Nokia S60からアクセスでき、データを編集できる。これまで携帯端末からドキュメントを閲覧することはできたが、編集することはできなかった。軽量バージョンでは、携帯画面からセルの編集、列の追加、データのフィルターとソート、関数の追加を行うことができる。
なお、軽量バージョンは携帯端末からだけではなく、インターネット接続速度が遅い場合や、同じスプレッドシートに50人以上のユーザーが同時にアクセスしている場合なども利用できる。
その他の新機能として、複数のユーザーで同じスプレッドシートを取り扱っている場合に、入力するデータの種類を管理者が制限できるようになった。例えば、セルの中に日付を入力すべきところに、数字だけを入力するように設定できる。この場合、対象となるセルの範囲と、許可する日付の範囲などを指定する。指定できるのは数字、日付、テキストのいずれかだ。数字などの場合、例えば「10から103の間の数字」などのように指定可能だ。
さらにもう1つの新機能として、フォーム機能を使ったアンケートの要約を表示できるようになった。ここでは回答者の数と回答内容の概要を見ることができる。また、回答者全員も同じ要約が見られるように設定することも可能だ。
関連情報
■URL
Google Docsの新機能(英文)
http://www.google.com/google-d-s/whatsnew.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/02/16 12:00
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