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2008年8月発売のXacti「DMX-HD800」
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アスキー・メディアワークスは16日、同社のリサーチメディア部門であるアスキー総合研究所が実施した「デジタルビデオカメラ ユーザー満足度調査」の結果を発表した。
調査は2月上旬、「週刊アスキー」「アスキー・ドットPC」「ビジネスアスキー」「マックピープル」の読者など、アスキー総研のアンケートモニターを対象にWebで実施し、751件の有効回答を得た。対象としているのは、半導体メモリやハードディスクに記録するタイプのデジタルビデオカメラ製品。
所有するデジタルビデオカメラのメーカーは、ソニーが24.6%、三洋電機が21.4%、パナソニックが16.0%、キヤノンが14.4%、日本ビクターが11.8%、日立製作所が4.8%、その他が7.0%。調査では、個別の機能やデザイン、コストパフォーマンス、デザイン、ブランドイメージなどについて、購入決定時と購入後の評価を「とても良い(100ポイント)」「良い(75ポイント)」「普通(50ポイント)」「悪い(25ポイント)」「とても悪い(0ポイント)」で評価してもらい、所有メーカーごとに集計した。
総合ランキングの上位5ブランドは、1位がパナソニック(愛情サイズ)で74.2ポイント、2位が三洋電機(Xacti)で71.3ポイント、3位がソニー(ハンディカム)で70.1ポイント、4位がキヤノン(iVIS)と日本ビクター(Everio)でともに64.3ポイントの順。パナソニックは、画質や手ブレ補正の満足度がトップで、本体サイズ・重量については購入後の満足度が大きく上昇している。また、購入後の「がっかり感」を持ったユーザーも少なかったとしている。
三洋電機のXactiは、項目別では「ホールド性・操作性」「PCやWebとの連携のしやすさ」の項目でトップになった。日常的に持ち運んで撮影しているというユーザーが平均の約1.4倍いる一方で、購入時に画質を重視した人が平均より3割少ないなど、同商品のコンセプトに近い結果が出たとしている。
関連情報
■URL
アスキー総合研究所
http://research.ascii.jp/
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( 永沢 茂 )
2009/03/17 14:34
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