カスペルスキーのセキュリティ対策製品で、アンチスパム機能が無効になってしまう現象が多数報告されている。製品を販売しているジャストシステムでは、現在この問題について調査中だが、新しい定義データベースの適用により現象が改善するとしている。
問題が発生したのは、総合セキュリティソフト「Kaspersky Internet Security 2009」「Kaspersky Internet Security 7.0」の2製品。この両製品について4月2日以降、迷惑メール対策のアンチスパム機能が無効となってしまう現象が、多数のユーザーから報告されているという。
ジャストシステムによれば、定義データベースに問題があったのかなど原因については調査中で、現時点では新しい定義データベースに更新することで現象が改善するとして、ユーザーに対応を案内している。また、アンチスパム機能が無効となってしまう現象以外の問題についても、因果関係を含めて現在調査を進めており、判明次第Webサイトなどで案内していくとしている。
関連情報
■URL
ジャストシステム カスペルスキー情報サイト
http://www.just-kaspersky.jp/
Kasperskyアンチスパム機能が使えなくなってしまう件の発生と改修につきまして
http://www.just-kaspersky.jp/support/info/20090402.html
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・ 「Kaspersky 7.0」アップデータが公開停止、適用後に不具合発生で(2008/02/15)
( 三柳英樹 )
2009/04/02 18:53
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