デジタルアーツは1日、ASUSTeK Computerのネットブック「Eee PC」で2009年4月以降に発売を開始するモデルに、デジタルアーツの家庭向けフィルタリングソフト「i-フィルター」の試用版が搭載されると発表した。
Eee PCに搭載される「i-フィルター 5.0」試用版は、インターネットアクセスのフィルタリング機能のほか、インターネット利用時間の制限機能、閲覧記録の確認機能、掲示板サイトへの書き込み禁止機能、検索エンジンの結果表示をブロックする「検索結果フィルター」機能などを備える製品。ユーザー登録後30日間無料で利用でき、その後継続して利用する場合の料金は初年度が4200円、次年度以降が3600円。
4月1日には、ネットの有害情報から青少年を守ることを目的とした「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(青少年ネット規制法)が施行されており、PCなどインターネットに接続する機器のメーカーに対しては、フィルタリングソフトまたはサービスの利用を容易にする措置を講じることが義務付けられている。
デジタルアーツでは、引き続き法律に基づいたフィルタリングソフト導入の需要に対応し、ネットブックを含むPCへの標準搭載を推進するとともに、フィルタリングソフトの必要性を訴求していくとしている。
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ニュースリリース
http://www.daj.jp/company/release/2009/r040101.htm
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( 三柳英樹 )
2009/04/03 11:19
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