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ユニークビジター数による日本の娯楽系サイトランキング
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コムスコア・ジャパンは9日、2月の娯楽系サイトのアクセスランキングを発表した。それによれば、日本のインターネットユーザーのうち4570万人以上が娯楽系サイトを訪問しており、これは日本のネット利用人口の約74%にあたるという。
ランキングは、米comScoreのインターネット利用動向調査サービス「World Metrix」により集計したデータを基にしている。家庭と職場を合わせた15歳以上のネットユーザーが対象。インターネットカフェなどの公共のPC、および携帯電話やPDAからのアクセスは除く。
娯楽系サイトの訪問者数1位は「YouTube」で2170万人、リーチは35%だった。次いで、「Sony Online」が1520万人、「iTunes(ソフトウェア利用者)」が1210万人、「ニコニコ動画(NICOVIDEO)」が1120万人など。最も利用時間が長いサイトはニコニコ動画で192.9分だった。
2月にユーザー1人あたりが娯楽系サイトカテゴリーで過ごした平均時間は201分だった。コムスコア・ジャパンの佐藤英丸代表取締役は、「動画サイト、インターネットテレビや音楽サイトなどを含む娯楽系サイトカテゴリーは、急激に進化する技術をエンドユーザーが体感するサービスでもあるため、人気のあるカテゴリーの1つになってきた」と説明。「また、上位の娯楽系サイトは、大きなユーザーベースに加えて訪問者1人あたりの利用時間も長いため、オンラインマーケッターや広告主にとってターゲットとするユーザーにリーチするための魅力的なサイト」とコメントしている。
関連情報
■URL
コムスコア・ジャパン
http://www.comscore.com/jp/
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( 野津 誠 )
2009/04/09 12:37
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