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著名人の愛読書をデータベース化した「たまぼん」 |
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「たまぼん」では、ジャンルや職業、人名、作品名などから検索できる。検索結果には、著名人の分類（作家、芸能人、スポーツ、クリエイターなど）や氏名、肩書き、推薦書、推薦書の著者を表示する。 氏名をクリックすると、その著名人の推薦する書籍を表示。表紙をクリックするとAmazon.co.jpの商品ページへ移動する。また、同じ著者の本を推薦している他の著名人を参照することもできる。このほか、「たまぼん」の検索フォーム横にランダムで著名人の名前を表示する。 なお、サイト名は、「人生を変えた本」「手放せない本」「何度も読み返したくなる本」といった愛読書を「魂の本」とし、略して「たまぼん」と名付けた。 オレンジ有限会社では、独自調査により著名人が推薦する書籍の情報を収集し、データベース化。同社によれば、「雑誌などの出版物やテレビを主な情報源にし、著名人が紹介した書籍をデータベースに入力していたった。弊社のスタッフのみでこつこつ作業して1カ月かかった」という。今後は、ユーザーが見つけた著名人の推薦書籍情報や、ユーザーが推薦する書籍を投稿できる機能追加も予定する。 他のメディアで紹介された情報をもとにデータベース化することについて、オレンジ有限会社の土橋洋明代表取締役は、「誰々さんが何々という本が好きだ」というのは単なる事実なので著作権上の問題はないと判断しているという。ただし、「万が一、オリジナルの媒体からクレームなどがあった場合は、ソース（どの媒体から得た情報なのか）を情報の引用元として公開し、リファレンスデータベースとしての性格を持たせることができるように準備もしている」とした。 関連情報 ■URL たまぼん http://tamabon.jp/ ■関連記事 ・ 書籍検索で内容の過大な公開は避けて、文藝家協会が出版社に要望（2008/10/21）
（ 野津 誠 ）
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