コンテンツレコメンデーションサービスの「StumbleUpon」が13日、米eBay傘下を離れ、独立企業になったことを発表した。StumbleUponは2007年5月、約7500万ドルでeBayに買収されていた。
StumbleUponをeBayから買い戻したのは、StumbleUponの創業者であるGarrett Camp氏とGeoff Smith氏、投資家でSherpalo VenturesのRam Shriram氏、ベンチャーキャピタルの Accel PartnersとAugust Capitalのグループだ。CEOは創業者の1人であるGarrentt Camp氏が務める。
今回の決定についてCamp氏は、「我々はeBayによる指導に感謝している。しかしながら、2つのビジネスの間には長期的なシナジー効果がわずかしか存在しないことに気付いた」と今回の決定の理由について説明している。
StumbleUponでは今後、ユーザーが興味深いコンテンツを見つけられるサービスの開発に引き続き努め、レコメンデーションの品質とサービスへのアクセシビリティを改良していくと説明。また、数カ月以内に、複数の新製品や新機能を発表する計画があることも明らかにしている。
関連情報
■URL
StumbleUpon公式ブログの該当記事(英文)
http://stumbleupon.com/sublog/stumbleupon_is_a_start_up_again/
ニュースリリース(英文)
http://www.prnewswire.com/cgi-bin/stories.pl?ACCT=109&STORY=/www/story/04-13-2009/0005005074&EDATE=
■関連記事
・ 米eBay、StumbleUponを7,500万ドルで買収(2007/05/31)
・ 米StumbleUpon、良いサイトに目印を付けてくれるレビューサービス(2007/10/24)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/04/14 12:04
- ページの先頭へ-
|