| 米Googleは16日、2009年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。売上高は55億1000万ドルで前年同期比6%増、GAAP(一般会計原則)ベースの純利益は14億2000万ドルで8%増だった。一方、前期比では売上高が3%減少した。
 
 売上高の内訳は、67%にあたる37億ドルが、Googleが保有するサイトからの売上となる。AdSenseの提携サイトからの売上は、全体の30%にあたる16億4000万ドル。提携サイトに分配されるトラフィック獲得コスト(TAC)は14億4000万ドルで、広告収入の27%に相当する。売上のうち52%にあたる28億8000万ドルは、米国以外からのものだった。
 
 このほか、ペイドクリック数は前年同期比17%増だった。
 
 Googleのエリック・シュミットCEOは、「前期比では売上高が減少したが、景気後退の中で力強いクエリ数の伸びに支えられ、良好な四半期決算となった」とコメントしている。
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 ■URL
 ニュースリリース(英文)
 http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/revenues_q109.html
 
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( 増田 覚 )
2009/04/17 15:56
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