米Yahoo!の第1四半期決算、減収減益で従業員の5％削減を発表

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米Yahoo!の第1四半期決算、減収減益で従業員の5％削減を発表

　米Yahoo!は21日、2009年第1四半期（1月～3月）の決算を発表した。売上高は15億8000万ドルで、前年同期比で13％減少。営業利益は前年同期比17％減の1億100万ドル、純利益は前年同期比78％減の1億1800万ドルと大きく減少した。

　売上の内訳は、広告などのマーケティングサービス収入が13億8300万ドル（前年同期比12％減）、会費収入が1億9700万ドル（同20％減）。地域別では、米国内の売上が11億8800万ドル（同9％減）、米国外の売上が3億9200万（同23％減）ドル。

　Yahoo!では減収の主な原因として、為替の変動や、価格比較サイト「Kelkoo」の売却、ブロードバンドサービスのパートナーシップ収入の減少、VoIPサービスおよび音楽サービスの会費収入の減少を挙げている。

　Yahoo!のCarol Bartz CEOは、「Yahoo!も現在進行中の景気失速からは逃れられていないが、第1四半期は慎重なコスト管理を行ったことで、収益は予測範囲の上方に収まった」と説明。一方で、コストの削減策として、全世界で5％の従業員を削減する方針が明らかにされており、対象者には2週間以内に通知するとしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文、PDF）
　 http://files.shareholder.com/downloads/YHOO/620984253x0x288630/2327d580-668b-42e9-978d-6a1e4aec27f9/YHOO_Q109EarningsReleaseFINAL.pdf

■関連記事
・米Yahoo!、2008年第4四半期は赤字決算に（2009/01/28）

（三柳英樹）
2009/04/22 17:09

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