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世界的文化遺産のデジタルライブラリーサイト、UNESCOが公開


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 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)は21日、世界的な文化遺産を公開するサイト「World Digital Library」を開設した。日本や米国、英国、フランス、ロシア、中国、エジプトなど20カ国以上が提供した希少本や手書き原稿、地図、映画、写真、音源などを無料で閲覧できる。

 制作された地域や年代、「宗教」「社会科学」などの内容、「手書き原稿」「写真」などの種類から文化遺産を探せるほか、キーワードでも検索できる。それぞれの文化遺産には説明が記載されており、画像についてはマウス操作で細部まで拡大する機能も備える対応している言語は、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、アラビア語の7言語。

 日本からは、764年に作成された印刷物「百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)」などを提供。「百万塔陀羅尼」は、制作年代が明確な世界最古の印刷物とされている。


関連情報

URL
  World Digital Library(英文)
  http://www.wdl.org/en/
  ニュースリリース(英文)
  http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID=45144&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

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( 増田 覚 )
2009/04/22 18:09

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