マイクロブログサービスの米Twitterは20日、同社が収益化の方法を模索していることを公式ブログで改めて明らかにした。コメントしたのは、共同創業者のBiz Stone氏。
現在同社はバナー広告などを表示しておらず、そうした伝統的な広告手法に興味を持っていないことを説明。その一方で、企業と個人の間を、意味のある方法で的確に結び付けることに関しては関心を持ち続けており、その意味で新種の広告によって収益を上げる方法を模索しているという。
さらにTwitterの商用利用に関しても検討を続けている。同社は、アカウント認証、管理ツール、ディスカバリーメカニズムなどに関して早くから検討を行ってきたと説明している。
Twitterは広告を嫌っているわけではなく、むしろ広告やマーケティング、広報の分野で以前としてイノベーションの余地があると感じており、Twitterがそこで既に一定の役割を果たしていると指摘。収益化の機会を模索しているとしている。
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■URL
Twitter公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.twitter.com/2009/05/does-twitter-hate-advertising.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/05/21 11:48
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