NTT東日本は1日、「Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ」と「Bフレッツ ファミリータイプ」のサービス提供を終了すると発表した。
「Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ」は、加入者光ファイバと26GHz帯の無線周波数を組み合わせたFWA(加入者無線アクセス)システムを利用した接続サービス。「Bフレッツ マンションタイプ」の提供が困難なユーザー向けに提供していたが、「フレッツ 光ネクスト」などの安価で高速なサービスの普及や、利用者数の減少を理由に、2009年3月に新規受付を停止。また、「Bフレッツ ファミリータイプ」は、2001年8月に提供開始した戸建向けの定額制光ファイバ接続サービスで、2003年3月に新規受付を停止していた。
サービス提供終了日は、「Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ」が2009年9月30日、「Bフレッツ ファミリータイプ」が2010年6月30日となる。
NTT東日本ではサービス終了について、ダイレクトメールなどでユーザーへ通知。代替サービスとして同社が提供するNGNサービス「フレッツ 光ネクスト」などを案内する。合わせて、サービス終了日までに指定の代替サービスへ変更した場合、工事費用や月額利用料金が3カ月間無料となる特典を用意する。
なお、2009年4月末現在の契約者数は、「Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ」が124回線、「Bフレッツ ファミリータイプ」が1998回線。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0906/090601a.html
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( 村田奏子 )
2009/06/01 18:27
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