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Work/Life Separatorの利用イメージ
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P2Pファイル共有ソフト検査証明ソフトウェアの利用例
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ネットエージェントは2日、自宅へ持ち帰った業務ファイルを消去・回収できる法人向けソフト「Work/Life Separator」を発売した。対応OSはWindows Vista/XP/2000。価格は1ライセンスにつき2500円で、50ライセンス以上での販売となる。データ回収用サーバーはオプションで別途見積もり。
「Work/Life Separator」では、私物PC内にある指定されたファイルを検索・リストアップし、ファイル回収専用サーバーに当該ファイルを暗号化通信でアップロードする。さらに、私物PC内の当該ファイルは復元ソフトを用いても復活できないように消去する。対象ファイルはOffice形式をはじめ、一太郎、PDF、Outlook Express(.eml/.dbx)など。検索対象語句は100種類程度まで設定できる。
また、ネットエージェントは同日、Winnyなどのファイル共有ソフトを使用していないことの「検査証」を発行する教育機関向けソフト「P2Pファイル共有ソフト検査証明ソフトウェア」を発売した。対応OSはWindows Vista/XP/2000。価格は1ライセンスにつき1350円で、100ライセンスからの販売となる。対象ソフトは、Winny、Share、Perfect Dark、LimeWire、Cabos、BitComet。
ネットエージェントは、「就職活動を行っている学生が、企業の採用担当者が不安に思っているWinnyなどのP2Pソフトを使用していないと証明することが可能。検査証という形で、就職活動時に提出できる」と説明。「ファイル共有ソフトを使用すると生成されるファイルを検索し、そのファイルがなければファイル共有ソフトを使っていないと判別する」という。検査証には、ファイル共有ソフトの有無だけでなく、端末名やユーザー名、暴露ウイルスなどへの感染履歴も明記される。
関連情報
■URL
Work/Life Separator
http://www.netagent.co.jp/wls.html
P2Pファイル共有ソフト検査証用ソフトウェア
http://www.netagent.co.jp/scsa.html
■関連記事
・ 社内PCから外部メディアへの書き出しを禁止する「USB関所守」(2008/10/16)
・ ネットエージェント、ファイル持ち出しを検査する「Winny特別調査員2」(2007/06/19)
( 野津 誠 )
2009/06/02 14:56
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