写真の色や傾き補正、部分モザイク、EXIF編集までこなす「Photo Editor」
アプリ名 | Photo Editor(Ver.1.3.4.1) | |
こんなときに | 写真の色や傾きを手軽に補正できる高機能アプリが欲しい | |
価格 | 243円(広告入りの無料版あり) | |
販売 | DEV.MACGYVER | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.iudesk.android.photo.editor |
●写真の補正ならこれ1本におまかせな高機能な写真編集アプリ
スマートフォンのカメラの使用頻度が上がるほどニーズが高まるのが写真編集アプリだろう。機能別にあれこれ起動して処理するよりも、1つのアプリ内で完結したほうがうれしい。
今回ご紹介する「Photo Editor」は、写真の色や傾き、回転、トリミング、エフェクトのみならず、モザイク処理やEXIFデータの編集までができる。つまり、写真関連でやりたくなりそうなことがほぼすべて網羅されていると言っても過言ではないほどの高機能ぶりが特徴のアプリである。操作としては、画面下のメニューで効果を操作し、右上の緑の「レ」で決定、フロッピーのアイコンで保存、という流れ。表示メニューは並べ替えも可能だ。
「Photo Editor」 ダウンロード時は無料で広告が表示されるが、設定から有料版を購入すると広告が非表示になる | 画像読み込み時のメニュー |
「情報」を表示 | メニューの並び替えもできる | 「カラー」はスライダーのほか、ボタンでも操作できる | 画像は拡大して確認できる |
編集対象となる写真は、端末内のギャラリーやDropboxから読み込むほか、アプリを起動してから撮影してもいい。画像を読み込んで「情報」を選択すると、名前、ファイル位置、ファイルパス、ファイル拡張子、ファイルサイズ、画像サイズ、ジオロケーション、EXIFが確認できる。
「カラー」は色相、彩度、対比、明度、「トーンカーブ」は赤色、緑色、青色、全色の調整が可能で、いずれもプリセットに対応している。色温度と赤目補正は「補正」で行う。
傾きを調整したいときは、「回転/水平調整」を選択すると、回転や水平調整ができ、自動トリム機能も使える。欲しい部分だけ切り抜く「トリム」では、1:1、4:3、16:9、5:3、8:3、21:9、手動(比率/サイズ)のアスペクト比が選択でき、トリム(Free)を選ぶと、形状(丸、□、△、五角形、六角形、☆やブラシでのトリミングが可能だ。
「エフェクト1」では、ガンマ補正、コントラスト自動調整、階調補正自動調整、シャーペン、ブラー、スケッチ、油絵、ロモグラフ、セピア、ポラロイド、白黒、不透明度、オーバーレイ、モザイク、エッジ、グレイ、色反転、スワップが可能。「エフェクト2」には、反転X(水平)、反転Y(垂直)、丸角、反射、ミラーX(水平)、ミラーY(垂直)、ストレッチ、スキュー歪といった効果が用意されている。
「フレーム」では、カラー、カラー+文字、影、ヴィネット1四角形、ヴィネット2円形、リングノート、クリップ、ウッド、スチールが選択できる。文字や画像の挿入も可能で、「ドロー」では手書きができ、「挿入」では文字や画像が挿入できる。
サイズを縮小したいときは「リサイズ」を選択すると、手動、480、640。800、1024、2048、サイズを見ながら幅による任意の調整ができる。
保存はJPEGまたはPNGのいずれかで、JPEGの場合は、品質の調整のほか、EXIF情報の修正や削除もできる。保存先として、ギャラリー、シェア、壁紙、外部SDカード、上書きが選べる。
PNGはシェア、または外部SDカードのいずれかが選択できる。
「Photo Editor」のすごさは、その機能の多さもさることながら、適用時の細かい配慮にある。読み込んだ画像には、自動表示、100%、200%表示といったボタンも用意されているが、操作中常に自由にピンチ操作で拡大縮小して効果を確認できるのだ。
また、アンドゥ、リドゥはもちろん、用意されている効果の多くは、全体に適用できるだけでなく、適用量のコントロールから、拡大、縮小、回転が可能な図形を使った範囲指定、ブラシを使った自由な指定が可能なのだ。範囲の反転や、境界線のボカシも可能なので、たとえばブラシで塗りつぶした部分だけカラーにするといったこともできるのである。非常に凝った作品を作り出すこともできるので、仕事以外でも楽しく活用できそうだ。
関連情報
2012/11/14 06:00
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