iPhoneでも紙の手帳の雰囲気が味わえる「手帳の付録」


アプリ名手帳の付録(バージョン:1.0.5)
こんなときにiPhoneにもシステム手帳風の付録がほしい
価格85円
販売TECHNO SQUARE inc. (C) TECHNO SQUARE Inc.
URLhttp://itunes.apple.com/jp/app/id416971158?mt=8

おなじみの豆知識に、アプリならではの機能をプラス

 紙のシステム手帳を買うと、当たり前のようについていた「年齢早見表」や「度量衡換算表」「花言葉」などの付録。たまにみると、そういう意味だったのか、と勉強になることもあるし、待ち時間の暇つぶしに読んでいた方もいらっしゃるかもしれない。実際にどの程度お世話になるかはその人次第だろうが、いざというときに「そんなことも知らないの?」と言われて慌てない、こっそり“教養”をサポートしてくれそうなアイテムとして、あると安心な存在だろう。

 スケジュール管理もデジタル化した今、iPhoneにスケジュールアプリを入れ、システム手帳がわりに使っている方も多いはずだ。そこで、デジタル化されたあの付録があったら、iPhoneも紙のシステム手帳を使う雰囲気で使えるのに、とお考えの方におすすめなのが「手帳の付録」である。

システム手帳の付録でおなじみのタイトルが並ぶ「手帳の付録」

 収録されているのは、年齢早見表、度量衡換算表、郵便料金、緊急連絡先、日本の祝日一覧、六曜、都道府県情報、国番号、時差、手紙の書き方、熨斗紙の書き方、月(暦)、太陽系の星、黄道十二星座、花言葉、元素記号早見表、長寿のお祝い、サイズ比較表、ウェブカラーコード、厄年、印紙税額表、二十四節気、用紙サイズ、結婚記念日、の24種類。ウェブカラーコードなどはいかにも現代的だが、そのほとんどはすでにおなじみだろう。

 紙の付録なら情報は購入時のままだが、アプリなら情報はアップデートされる。また、「度量衡換算表」は計算機能がそなわっており、数字を入力するだけで別の単位ならどれくらいかがすぐわかる。「日本の祝日一覧」は年ごとの日付が確認できるし、「緊急連絡先」はタップすればそのまま発信できる。「時差」では、指定した国の時間に対して、時差とともに他国の時刻が分かるなど、アプリゆえのメリットもプラスされているのが特徴だ。

 今では、意味のわからない言葉は検索すれば検索すればいいが、得られた結果の中から、自分で情報を取捨選択しなければならない。その一手間を省くだけでなく、知っておきたい情報をまとめて提供してくれているからこそ得られる安心感は捨てがたい。年も明けて、今年からはiPhoneでスケジュール管理をとお考えの方は、スケジュールアプリの隣にアイコンを配置すれば、気分のスムーズな意向の役に立つのではないだろうか。

 なお、元素記号早見表、サイズ比較表、ウェブカラーコード、厄年、印紙税額表、二十四節気、用紙サイズがなく、広告が表示される無料版の「手帳の付録Free」もある。

「年齢早見表」の例「六曜」の例「都道府県情報」の例「度量衡換算表」では、指定単位に対する変換が可能
「緊急連絡先」では発信も可能。発信前に確認できる「日本の祝日一覧」は、画面左下にうっすら見える矢印をタップすると、表示年数が変わる世界の時刻が確認できる「時差」設定画面



関連情報

2012/1/11 06:00


すずまり
プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。カメラを中心にガジェットを好む。趣味は写真と料理。
主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。ど。