いまさら聞けない!? ちかごろ話題のサービス・アプリをさくっと解説

プライム会員なら追加料金なしでビデオライブラリが見放題になる「Amazonプライム・ビデオ」

サービス名 Amazonプライム・ビデオ
リリース日 2015年9月24日
運営会社名 アマゾン ジャパン株式会社
URL http://www.amazon.co.jp/pv
登録 Amazon.co.jpのアカウント取得、およびAmazonプライム会員への申し込みが必要
Amazon プライム・ビデオ

Amazonプライム会員向けサービスを強化

 2015年9月24日、アマゾンジャパンが「Amazonプライム・ビデオ」をスタートさせました。これは年会費3900円(税込)を支払っているAmazonプライム会員向けのサービスで、動画配信サービス「Amazonビデオ」の中で、プライムマークがついている映画やTV番組が見放題になるというものです。

 実は「プライム・ビデオ」は日本名です。米国では2012年2月に「プライム・インスタント・ビデオ」としてすでにスタートしていました。その後、英国やドイツでもサービスを開始しています。現在、アマゾンでは、全世界で会員向けサービスの強化を進めており、定額制サービスはその1つという位置付けです。そのため、支払いはクレジットカードのみとなっています。

 コンテンツは、日本やアメリカのテレビ番組や映画、アマゾンが制作したオリジナルコンテンツなど。登録されている作品の70%が日本の作品で、TBS系のドラマや東映映画が多いようです。今後、日本向けのオリジナル作品も作られるといいます。

日本の作品が豊富
米国の映画やドラマも充実

 コンテンツはHD画質です。一部は4Kにも対応しており、プライム会員は追加料金なしで視聴できます。オリジナル作品はすべて4Kになっています。

 パソコンからはウェブブラウザーのみで視聴でき、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスは専用アプリ「Amazonビデオ」を使って視聴します。アマゾンのオリジナルタブレット「Fire」シリーズの場合は、メニュー内の「ビデオ」からそのまま視聴できます。このほか、ゲーム機やスマートテレビなどでも視聴できます。モバイルデバイスの場合は、オフラインでも視聴できるよう、ダウンロードも可能になっています。

「見逃し配信」と先読みがポイント

 気になるラインアップですが、現在のメニューを見ると、おすすめプライム作品、プライムの日本映画、プライムの日本のTVドラマ、プライムのアニメTV、プライムの外国映画、プライムのアメリカのTVドラマ、Amazonオリジナルと限定配信TV番組、プライムのキッズ向けTV番組、プライムのやくざ映画、ユーザー評価の高いプライムのTV番組、ユーザーの評価の高いプライムの映画、プライムのAKB48作品、といった分類になっています。アダルト、成人向けの商品は表示されません。

プライムのキッズ向けTV番組も用意されている。レコメンドなのか、自分に表示されているライブラリは“大きなお友だち”が懐かしみながら楽しめるもののようだ

 他のサービスに比べてインターフェイスに特に変わった点はありませんが、放送直後から見られるという「見逃し配信」は覚えておきたいポイントでしょう。また、アマゾン得意のレコメンデーション機能により、使用状況から次にユーザーが何を見るかを推測し、映像のダウンロードを始めるというのはユニーク。もしかしたら使っていくうちに、作品の再生スピードの速さを感じることがあるかもしれません。連続ドラマは連続再生できるので、シーズンの一気見も可能です。

作品ごとのメニュー画面。有料レンタルのボタンもあるので、間違えないようにしたい
再生中の画面。オプションで画質を確認できる。「自動」にしておけば問題ない。10秒ごとのスキップも可能

月額325円相当で動画が見放題に

 年会費3900円でAmazonプライム会員になると、お急ぎ便やお届け日時指定便の指定、対象商品の無料配送、会員先行タイムセール、日用品などの低価格商品を1つから購入できる「Amazonパントリー」、Kindleユーザーなら毎月好きな本が1冊無料で読める「Kindleオーナーライブラリー」といったサービスを利用できます。今回、ここにさらにビデオコンテンツの定額視聴サービスが追加された格好となります。すでにAmazonプライム会員向けのサービスを存分に活用していた方なら、かなり充実度が増したわけです。

Amazonプライム会員は年会費3900円(税込)で特典多数

 もともと存在した「Amazonビデオ」というサービスから見ても、通常のストアでのDVD販売、ストリーミングによるレンタルに加え、定額制サービスの3種類をそろえたことになり、幅が広がりました。

「Amazonビデオ」としてもサービスが拡充した形に

 まだAmazonプライム会員ではなく、これから「Amazonプライム・ビデオ」目当てで入会される場合は、月額325円相当で4K対応のコンテンツがマルチデバイスで見放題ということになります。ライブラリの違いはありそうですが、金額面で他社と比較する限り、結構お得と言えそうです。

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。